続)プリザーブドフラワーが可愛い!お花の髪飾りの作り方を詳しく説明します
お花の髪飾りを自分で作ってみたい方のための「プリザーブドフラワーを使った髪飾り(ヘッドパーツ)の作り方」の続きです。
前の記事では、材料と道具を用意し、花材をパーツに分け、ワイヤー(針金)を使ってワイヤリングし、あじさいとかすみ草をヘアピック(Iピン、ヘッドピン)に仕立てました。
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今回は、バラをワイヤリングしてヘアピックにしたり、紫陽花をUピンにしたり、ソーラーローズ・ミニをコーム(くし)に仕立てる方法をご紹介します。
プリザーブドフラワー髪飾りの作り方
こんな感じの髪飾りが出来上がります。簡単に説明すると、花材を必要な長さのパーツに切り、使う分ごとにワイヤーで補強し、フローラルテープを巻き、使いたい土台に留めつけて完成です。
基本的な作り方はドライフラワーや造花・アートフラワーを使う場合と似ていますが、プリザーブドフラワーは壊れやすいので、くれぐれも優しく取り扱ってください
では、手順を詳しくご説明します。
バラのワイヤリング
ニッパーやラジオペンチなどを使って、ワイヤーを切ります。ワイヤーの長さは通常15センチ前後、Uピンにする場合は8センチ程度あれば大丈夫です。
プリザーブドフラワーのバラをワイヤリングします
バラのガクの部分にワイヤーを刺し込みます
最初のワイヤーに直角になるように次のワイヤーを刺し込みます。十文字になりましたね。クロスメソッドという技法です
ワイヤーを倒して揃えます。バラのワイヤリング完了です
ヘアピックにする
ワイヤリングした花をヘアピック(Iピン、ヘッドピン)にする時の仕上げ方です。
ワイヤーの全長が6~7センチぐらいになるよう、長い部分は内側に折り曲げて調節します。
フローラルテープを4~5センチに切り、引っ張って伸ばしながら根元に巻きつけます。フローラルテープは、引き伸ばすことで粘着力が出ます
下に向かってぐるぐると巻いていきます
フローラルテープが足りなくなったら追加してください
※ワイヤーの先端が露出すると大変危険です。先端部分は必ず2重に巻きくるんでください
全体を包むように巻き付けたら、出来上がりです!
ヘアピックを使うときは、髪型によってヘアピックを刺すだけだとズレてしまうことがあるので、ヘアピンでしっかり留めてください。
Uピンにする
Uピンにする時の仕上げ方です。
プリザーブドフラワーのあじさいと8センチぐらいに切ったワイヤ、5センチのUピンとフローラルテープを用意します
あじさいは小房に切り分け、使いたい分量を持ち、Uの字に折り曲げたワイヤーを枝にからげます
根元をやさしく押さえながら、片方のワイヤーで、もう一方のワイヤーと茎を一緒に巻いていきます
ワイヤーを巻いた部分がUピンの半分ぐらいの長さ(2.5cmぐらい)になるよう、長い部分は切り落とします
フローラルテープを3~4センチに切り、引っ張って伸ばします。フローラルテープは、引き伸ばすことで粘着力が出ます。Uピンは巻きやすいように少し開きます
Uピンとワイヤリングした部分を一緒に巻き付けたら、完成です!
紫陽花を丸っこい形にまとめると可愛いです
コームにする
コームタイプの仕上げ方です。
ソーラーローズ・ミニで小さいコームを作ります
コームに直接ワイヤーをぐるぐる巻き付けようと試みましたが、お花のワイヤーが固すぎました
お花をひとつにまとめて、コームに後付する方法にします。
ソーラーローズのワイヤーを曲げて、お花を並べてフローラルテープで巻きます
3個のお花を並べて巻いたら、コームの幅に合わせて、長い部分は切ります
※ワイヤーの先端が露出すると大変危険です。切断面は必ず巻きくるんでください
ワイヤーでミニコームに巻き付けます(コームが下です)。ワイヤーの最後の部分は、危なくないよう内側に入れて切ります
ワイヤーは、ニッパーやラジオペンチなどで切ってください。
裏側に向けます
ラジオペンチなどで、お花がこちらに向くよう、ミニコームの端から手前に折り曲げます
形を整えて、完成です!
裏から見たところです
上から見たところです
プリザーブドフラワー髪飾りのまとめ
生花を加工して作られたプリザーブドフラワーは、ちょっと割高に感じられるかもしれませんが、保存状態に気を付ければ、数年はそのままの状態で可愛らしく咲き続けてくれます。
他にヘアクリップや花冠なども作ってみたいです。作っている時間もまた楽しいんですよね。
この記事が髪飾り作りのお役に立てれば幸いです。
おまけ
造花・アートフラワーやドライフラワーと組み合わせても素敵です。良かったらこちらの記事もどうぞ ↓↓↓