ドライフラワーが可憐でキュート!お花の髪飾りの作り方を詳しく説明します

2018年7月4日

ドライフラワーが可憐でキュート!お花の髪飾りの作り方を詳しく説明します

お花の髪飾りを自分で作ってみたい方のために、ドライフラワーを使った髪飾り(ヘッドパーツ)の作り方をご紹介します。

結婚式やレストランウェディングなどで、ドライフラワーとプリザーブドフラワー、造花、アーティフィシャルフラワーを組み合わせたお花のヘッドドレスが人気ですよね。

ドライフラワーは生花を乾燥させたもので、ナチュラルな風合いとスモーキーな色味が特徴です。

ドライフラワーの髪飾りは高温多湿を避け、きちんと保存すると長期間使うことができます。

ちょっとしたパーティーでドレスやワンピースに合わせるのはもちろん、浴衣や着物にもぴったり! 和洋どちらでも使える優れものなんです。

お花を生花のまま髪飾りに加工するのは手間がかかりますし、次の日には枯れてしまいます。プリザーブドフラワーは材料費が高くつきますし、造花・アートフラワーは作り物っぽく感じるという方に、ドライフラワーをおすすめします。

繊細な花材なので取り扱う際は注意が必要ですが、意外と簡単に、しかも安価で作れますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

スポンサーリンク

ドライフラワー髪飾りの材料と道具

ドライフラワーの髪飾りを作るのに必要な材料と道具です。100均でほとんど揃えることができます。

・ドライフラワー
・ワイヤー(針金)
・フローラルテープ(フラワーテープ)
・はさみ
・ニッパーまたはラジオペンチ

以下は、必要に応じてご用意ください
・Uピン、コーム(くし)、へアクリップなど
・装飾用部品(リボン、レース、ビーズ)

では、詳しく見ていきましょう。

・ドライフラワー
近所のお花屋さんで購入したドライフラワー150円

画像のドライフラワーは、近所のお花屋さんで150円(+税)で購入しました。

ドライフラワーは、生花を買ってきて自分で作ることができます。風通しの良いところに、逆さに吊るしておくと、1~2週間で出来上がります。

きれいに早くドライにしたい時は、シリカゲルを使ってください。↓↓↓

タッパーなどにシリカゲルを敷き、茎を少し残した花を入れ、花びらの間などもシリカゲルで埋め、蓋をしておくと、1週間ぐらいでドライフラワーになります。

シリカゲルを使うと色が鮮やかに残り、あまりシワシワになりません。電子レンジを使うと数分で出来上がるという話も。

私は電子レンジで加熱しすぎて失敗しましたが、レンジを使わない方法では成功しました。良かったらこちらの記事もどうぞ ↓↓↓

ちなみにドライフラワー用シリカゲルには青色と白色があり、いいとこどりの青混合品がおすすめです。興味がある方は、ぜひ試してみてください。

・ワイヤー(針金)
おすすめワイヤー(針金)

ドライフラワーに使うなら、ワイヤーは26番(0.45mm)か、手前のアレンジワイヤー(0.35mm)がおすすめ。100均の園芸コーナーにあります。フローラルテープを巻くので、色は何色でも大丈夫です。

・フローラルテープ(フラワーテープ)
フローラルテープ(フラワーテープ)茶と緑

茶色と緑色のフローラルテープです。一つあれば十分です。髪飾りの時は、茶色のほうが目立たないかもしれませんね。その辺はお好みで。これも、100均の園芸コーナーにあります。

・はさみ
・ニッパーまたはラジオペンチ
左からキッチンバサミ、はさみ、ラジオペンチ、ニッパー

左から、キッチンバサミ、はさみ、ラジオペンチ、ニッパーです。
ワイヤーを切る時、普通のはさみを使うと刃が傷むので、ラジオペンチやニッパー、キッチンバサミなどを使ってください。

以下は、必要に応じてご用意ください
・Uピン、コーム(くし)、へアクリップなど
・装飾用品(リボン、レース、ビーズ)
Uピン、コーム、ヘアクリップ、レース、ビーズなど

100均のヘアアクセサリーかハンドメイドのコーナーにあります。

ドライフラワー髪飾りの作り方

ドライフラワーで作った髪飾り

こんな感じの髪飾りが作れます。流れとしては、ドライフラワーを5センチ程度のパーツに切り、使う分ごとにワイヤーで補強し、フローラルテープを巻き、使いたい土台に留めつけて完成します。

基本的な作り方はプリザーブドフラワーや造花・アートフラワーを使う場合とほぼ同じですが、ドライフラワーは壊れやすいので、くれぐれも優しく取り扱ってください。

では、手順を詳しくご説明します。

髪飾りのイメージを決める

ドライフラワーを5センチ程度のパーツに、はさみを使って切り分けました。
ドライフラワーを5センチ程度のパーツに、はさみを使って切り分けました

どのようなデザインの髪飾りにするか決めましょう。1種類のお花で作ってもいいし、いくつか組合わせても可愛くなりそうです。

土台も決めましょう。ヘアピック(Iピン、ヘッドピン)、Uピン、コーム、ヘアクリップなどがあります。

髪の長さがミディアム以上で、髪を結う場合は、どの土台を選んでも大丈夫です。ショートヘアの方は、ヘアクリップをお使いください。

基本のワイヤリング

作成イメージが決まったら、花材の茎をワイヤーで巻いて補強します。これをワイヤリングと言います。

※バラのように大きな花は根元からポキンと折れることがあるので、事前にボンドやグルーガンで補強しておくと万全です
※バラのように大きな花は根元からポキンと折れることがあるので、事前にボンドやグルーガンで補強しておくと万全です

他に、レジンを薄く塗って補強したり、自分でドライにする際、あらかじめワイヤーを差し込んでおくという方法もありますね。

では、バラの花をワイヤリングします。

ニッパーやラジオペンチなどを使って、ワイヤーを切ります。ワイヤーの長さは通常15センチ前後、Uピンにする場合は8センチ程度あれば大丈夫です。

ワイヤーをUの字に折り曲げ、花の根元に当てます
ワイヤーをUの字に折り曲げ、花の根元に当てます

根元を優しく押さえながら、片方のワイヤーで、もう一方のワイヤーと茎を一緒に巻いていきます
根元を優しく押さえながら、片方のワイヤーで、もう一方のワイヤーと茎を一緒に巻いていきます

巻き終わりました。ワイヤリング終了です
巻き終わりました。ワイヤリング終了です

ヘアピックにする

ワイヤリングした花をヘアピック(Iピン、ヘッドピン)にする時の仕上げ方です。

ワイヤーの長さが6~7センチぐらいになるよう調節します(花の根元から先端まで)。長い部分は内側に折り曲げます
ワイヤーの長さが6~7センチぐらいになるよう調節します(花の根元から先端まで)。長い部分は内側に折り曲げます

フローラルテープを4~5センチに切り、引っ張って伸ばしながら根元に巻きつけます。フローラルテープは、引き伸ばすことで粘着力が出ます
フローラルテープを4~5センチに切り、引っ張って伸ばしながら根元に巻きつけます。フローラルテープは、引き伸ばすことで粘着力が出ます

下に向かってぐるぐると巻いていきます

フローラルテープが足りなくなったら追加し、全体を包むように巻き付けたら、出来上がりです!
※ワイヤーの先端が露出すると大変危険です。先端部分は必ず2重に巻きくるんでください
全体を包むように巻き付けたら、出来上がりです!

髪型によっては、ヘアピックを刺すだけだとズレてしまうことがあるので、ヘアピンでしっかり留めてください。

Uピンにする

Uピンにする時の仕上げ方です。

使いたい分量の花材とUピンを用意します。画像の花はスターチス。このUピンの長さは5センチです
使いたい分量の花材とUピンを用意します。画像の花はスターチス。このUピンの長さは5センチです

バランスよく組み合わせたら、茎の長さを揃えて切り、まとめてワイヤリングします
バランスよく組み合わせたら、茎の長さを揃えて切り、まとめてワイヤリングします

ワイヤーを巻いた部分がUピンの半分ぐらいの長さ(2.5cmぐらい)になるよう調節します。長い部分を内側に折り曲げます
ワイヤーを巻いた部分がUピンの半分ぐらいの長さ(2.5cmぐらい)になるよう調節します。長い部分を内側に折り曲げます

フローラルテープを3~4センチに切り、引っ張って伸ばします。フローラルテープは、引き伸ばすことで粘着力が出ます。Uピンは巻きやすいように少し開きます
フローラルテープを3~4センチに切り、引っ張って伸ばします。フローラルテープは、引き伸ばすことで粘着力が出ます。Uピンは巻きやすいように少し開きます

Uピンとワイヤリングした部分を一緒に巻き付けたら、完成です! かすみ草と組み合わせても可愛いですね
Uピンとワイヤリングした部分を一緒に巻き付けたら、完成です! かすみ草と組み合わせても可愛いですね

長くなりましたので、次に続きます ↓↓↓

おまけ

色々な生花でドライフラワーを作ってみたい方向けに、シリカゲルで紫陽花のドライフラワーを作ってみました。良かったらこちらの記事もどうぞ ↓↓↓

プリザーブドフラワーや造花・アートフラワーと組み合わせても素敵です。良かったらこちらの記事もどうぞ ↓↓↓


スポンサーリンク