2輪を1輪にする! プリザーブドフラワーのローズメリアの作り方
プリザーブドフラワーのローズメリアの作り方をご紹介します。
「メリア」とは、椿(camellia)が由来で、八重椿のように幾重にも花びらや葉を重ねて大輪の花を作ることを意味します。
複数分の花の花びらを合わせて1輪にすることで大輪となり、豪華で存在感のある花を作ることができます。ローズメリアのウェディングブーケは、大変人気があります。
今回は、2輪の花を使って大きな1輪のローズメリアを作りあげます。
ローズメリアの材料と必要な道具
・プリザーブドフラワーのバラ2輪
・グルーガンとグルースティック
・はさみ
仕上げ用にピンセット、バラの茎を切るのにニッパーがあると便利です。
※初めての方は、グルーガンより木工用ボンド(速乾タイプ)の方が作りやすいかもしれません。
プリザーブドフラワーは、手芸店や花材店で購入することができます。
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ローズメリアの作り方
まずお花の顔をよく見てください。2輪とも花びらを取り去ることになるのですが、どちらか1輪の茎を利用してメリアを作っていきます。
中心がよく見えているバラを使いたいので、今回は右側のバラの茎を採用することにしました。左側のお花は中心が少しつぼんでいました。
花びらを外します
いよいよ、メリア作りが始まります。バラのガクをはさみで切り取ります。
外側から1枚1枚、ていねいに花びらを外していきます。2輪あるので、4~6枚ずつ交互に外します。
外した順番に並べていきます。あまり神経質にならなくても、なんとなくで大丈夫です。
1輪はつぼみ状になるまで、もう1輪は最後まで花びらを取り去ります。
メリアにする方のバラ(つぼみ状)のスタート地点をグルーガンで補強します。花びらを外してしまったので、壊れやすくなっています。
花びらをつけます
外した花びら2輪分を元のお花の状態に戻していきます。
きれいに仕上がるよう、花びらの下の厚みの部分を少し切り取ります。
花びらの下の部分にグルーガンをつけます。(グルーガンはやり直しできないので、慣れるまでは木工用ボンドの速乾タイプのほうが作りやすいかもしれません)
この辺に貼るといいなという目星をつけてから、花びらを貼ります。
次々に貼っていきます。
8枚ぐらい貼ったところです。きれいに仕上げるコツは、足りないところを補ってあげるようにするといいと思います。
さらに8枚貼りました。
もう8枚貼りました。
全部の花びらを貼り終えました。
最初のバラの大きさと比べてみると、直径は2倍、面積は4倍の大きさになっています。
仕上げ方
たくさんの花びらを貼り合わせているので、元のガクの位置から大分はみ出しています。裏側をグルーガンでしっかり補強します。ローズメリアの完成です。
Uピンの髪飾りにする時の仕上げ方です。
茎部分を1センチほど残して切り、茎の根本にワイヤーを十字に差し込みます。(写真を撮り忘れたので、別のバラのワイヤリングの写真です、すみません)
ワイヤーを倒して揃えます。
フローラルテープを引っ張って伸ばしながら根元部分に巻き付けます。
ワイヤーを外れないようしっかりとUピンに巻き付けたら、フローラルテープを巻いて完成です。
ローズメリアの作り方まとめ
花びらを一枚一枚貼り合わせていく工程は大変ですが、大輪のバラが出来上がると達成感もひとしおです。
大きいお花は値段も高くなりますが、中ぐらいの大きさのお花を複数使ってメリアにすることで、低コストで豪華なお花を作ることができます。
おまけ
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